- 木守
近所のスーパーで山陰・四国フェアのようなものをやっていて「これもあるんだ！」と少し驚きつつ手に取った『木守』久しぶりに購入
晩秋に枯枝に一つだけ残った柿の実のことを木を守っているようにみえるので木守・・・
10月の稽古に 長次郎写 木守 という茶碗を使っている
お茶の先生からいただいた思い入れのある一つ それから20年以上経つ…
その後『長次郎七種の赤楽茶碗 木守』の故事に
基づいて作られた（香川県）高松銘菓の木守を
知り確か日本橋三越で購入
大きかった…というのがまず記憶にある…
買うのはそれ以来かな…
開けてみると「あれ？」そんなに大きくもなかった…記憶違い？
・・・今はもうない茶と美舎発行（昭和57年）の茶席の菓子という本で見たのが『木守』を知ったきっかけ 懐かしく開いてみる
全国名物菓子にありました！その解説には
「直径二寸五分ほどの丸型の〜」とあり・・・
やはり特徴でしたよね その大きさ（約9.5㎝）と嬉しくなった
時代の流れで変化していくのでしょう…
現在の大きさは２、３種盛り合わせるのに程良いかもねってことで…
- 雨天中止
本日10月26日(日) 銀茶会・・・雨天中止
となりました（三越内の一席のみ開催）
前週からの雨予報…水曜日には雨天中止の連絡についての確認があるなど現実味を帯びてくる…
そして昨日夕方「中止」の連絡
（前日連絡は初めてだそう！）
基本天候には左右されないと感じるお茶のこと…和装用雨具 コート 履物は必需品
早いうちから揃えていたものだ
ふと『降らずとも傘の用意』が浮かぶ
『四規七則』…千利休の茶の湯精神 心得
これはその七則の一つ
思い出しついでに久しぶりに四規七則を確認…
今月始まったNHK Eテレ『心おどる 茶の湯
表千家 利休のこころと形』でも七則の一つ
『花は野にあるように』が言われていた
ひとつひとつどれをとっても頷ける…
見事に要約されている
日々を振り返り 大事にしたいな…
と思うのでした
我が家の秋明菊 一気に開花しました！
- 不二山
12日(日) 『開館30周年記念
特別企画展 数寄者 服部山楓』へ…
目的は『国宝 光悦白楽茶碗 銘 不二山』
・・・ようやく拝見することができました・・・
不二山を初めて知ったのは
『和物茶碗』（小田榮一 著 河原書店）
以来見てみたい！と願っていたものの叶わず
もはや『サンリツ服部美術館』（長野県諏訪市）
に行くしかないと思って数年…突然チャンス到来
先月 有楽苑 如庵見学会で入口にあった美術館のチラシ…縦書きの「数寄者 服部〜」が見えて
「これはもしや…」と一枚いただく
是が非でも行かねばということでこの度実現
思っていた以上に遠かった〜でもその甲斐あり
写真撮影NGも独り占めの機会度々 解説文記録も余裕…
おそらく他所ではできないでしょう
学芸員さんとの会話〜「門外不出…？」には
（よく尋ねられるそう…）
「依頼がなかったので…」と意外な反応！
これには驚き… ということはどこかで…
再会を願いつつ・・・
・・・懐かしく『和物茶碗』を開くと…掲載写真に見覚えが…思い出に購入した絵はがき2枚と全く同じ！ それが使われているのですね
- 明治神宮
10月から着物は「袷」となりますが〜
湿度高めで気温より暑く感じられた3日(金)は
『明治神宮献茶式』 3年に一度で前回2022年 同じ10月でも27日…寒かったことをよく覚えている
都心にありながら広大な森に囲まれている明治神宮 まさに都会のオアシス
当時も外国人が多かったけれど…激増してます…誘導案内担当で定点観測状態 目の当たりにしました
副席が設けられた『隔雲亭』
今回は無事終了後に席で濃茶をいただくという
サプライズあり！
家元懸釜担当の宗匠方によるお点前を拝見 道具のご解説を拝聴 堪能しました…
翌日4日(土)夜 NHK BS4Kで
『究極ガイド ２時間でまわる 明治神宮』
というタイムリーな番組を視聴
北参道方面も興味深い 北池 宝物殿 広々と芝生があるようで…
また隔雲亭がある有料庭苑内には
菖蒲田 躑躅… 季節には楽しめそうです
副席の花は『秋明菊』でした
うちの開花はもう少し先です・・・
お菓子は 虎屋製 『栗名月』
